4月13日・14日の土日で宮城県石巻市小渕浜に漁業支援に行きました。
以前のブログにも書きましたが、2011年から2015までは川崎市歯科医師会の事業として宮城県石巻市鮎川を中心としたボランティアが年一回行われました。
2016年からは歯科医師会事業と関係なく歯科医師会員有志で同じ牡鹿半島を中心として継続しております。
例年は、9月か10月の連休を利用して土曜日からの2泊で行っておりますが、今回初めての試みとして3月から4月が旬であるワカメ漁のお手伝いを11名でさせていただきました。
写真のように大量のめかぶが水揚げされてきます。
メカブは普段から好んで食べていますが、本来の姿をみて少し驚きました。
ワカメの一部分とは思っていましたが、今回あらためて調べたところ、ワカメの付着器の上にある葉状部の中で厚く折り重なったひだ状になった部分とありました。海藻に根はないが、通俗的に「ワカメの根の部分」と言われているそうです。
それを上の写真の専用器具で次からの写真の手順で茎?と葉状部分を分離し、茎部分は廃棄します。
3時間ほど、この作業を行いお昼休みです。
ご厚意で用意していただいたハンバーグ弁当を食べて、しばし休憩。
子供が小さい時には、公園などに行き青空の下で食べましたが、ここ15年近くありませんので、陽射しや風を感じながら食べる食事はある意味格別でした。
風をさければ、比較的暖かく、地べたに寝てお昼寝できました。
午後からは、普通にワカメと表現される部分の選別のお手伝いです。
私の勝手な表現ですが、「末端」、「中程」、「根元」があるようで、色の変わった末端部分を包丁でカットするよう教えていただくのですが、何回地元の方に確認してもわかりません。
私だけかと思いましたが、後で仲間に聞いたところ、やはり同様なようなので少し安心しました。
当たり前ですが、プロにはかないませんね。
廃棄するワカメ、廃棄しないワカメがあるのですが、彼らは一瞬で判断するのですが、私には全くその違いがわかりません。
お土産にいわゆるワカメの袋ずめ「金華山わかめ」と大量のメカブをいただきました。
大量のメカブは希望した従業員にもおすそ分けし、美味しくいただきました。
新鮮で本当に美味しかったです!
今回初めてのワカメ漁のお手伝い。
色んな意味で新鮮で興味深かったです。
来年もしてみたいと思いました。