約3か月ぶりのブログです。
お口の健康フェア2019(6月9日)、保育園健診(6月27日)
川崎市学校歯科保健協議会(7月11日)、スタディーグループ寺子屋(7月14日)、がん治療医科歯科連携講習会(7月28日)等など、
色々と報告したいことはありましたが、更新できませんでした。
気持ちも新たに、またお伝えしていこうと思います。
9月15日に
「多摩区健康フェスタ2019」
が多摩区役所地域みまもり支援センター(旧称:保健福祉センター)で開催されました。
行政に協力する形で多摩区歯科医師会も参加しました。
内容は、歯科医師による歯科健診と相談、歯科衛生士によるブラッシング指導、フッ化物洗口体験(ビーブランド・メディコーデンタル提供)、バルーンアート(相田化学工業提供)です。
私は、8か月の小児から、90歳代の高齢者までの歯科健診と相談を行いました。
普段の診療時と違い、時間の制約がないので、より十分にお答えしたつもりです。来場された方々にご満足いただけたなら幸いです。
また時間に余裕をもってお答えすることは、私自身にとっても一種のストレス解消になりました。
20年以上企画運営に携わっておりますが、ここ数年所用で当日は参加できませんでした。
久しぶりに現場で活動でき気持ちが良かったです。
健診を受けている母親を、心配そうに赤ちゃんがじっと見ていました。
その様子がとても可愛いかったです。
大泣きはしましたが、この赤ちゃんたちも、お母さんの前に健診をちゃんと受けています。
むし歯予防に有効な手段であるフッ化物洗口体験コーナーです。
一日に一度(普通は夜寝る前)に30秒間ブクブクうがいをするだけです。
私の息子達にも幼稚園から小学校卒業までさせました。(理想は中学校卒業ぐらいまでです)
26歳と23歳になりましたが、永久歯に一本もむし歯はありません。
ちなみに、息子達の乳歯を抜いたこともありません。
噛むと痛いと訴えられたことはありますが、自然のことだからと伝えて、そのままにしました。全て自然任せです。
噛みづらいことを経験した方が、有難みを実感でき、今後の為に良いとも思うからです。
結果、二人とも歯並びの点では特に問題ありません。
ところで歯の根っこの部分は、頭の部分に比べて酸に溶けやすいです。そして有機質に富んでいるので、プラスティックの詰め物が取れやすく
その対応が歯科界では問題となっております。
根面齲蝕(こんめんうしょく)と言いますが、超高齢社会の現在は、高齢者にもフッ化物洗口は有効です。
歯科医院だけでなく、薬局で販売されている商品もありますので、
手軽にできます。
家庭で継続することは、大変かもしれませんが、歯磨きするより極めて簡単なのでお勧めです。
バルーンアートのコーナーです。
昨年から取り入れましたが、来場者だけでなく、他団体にも好評のため、今年から総合受付の隣で行いました。
「たまたま子育てまつり」
が多摩区総合庁舎で併催されていましたので、子ども連れのファミリーが多く整理券を配布するほど今年も盛況でした。
尚、左側が、多摩区歯科医師会会長です。