今回は、歯科医師2名で、50数名の健診を行いました。
毎回、思うのですが、何故か、今回は、むし歯が多い、過蓋咬合が多い、泣く子が多いなど、理由はわかりませんが、不思議と同じようなケースのお子さんと出会うことがあります。
今日、私が健診したお子さんは、ほとんどむし歯はありませんでした。指しゃぶり、下唇を上の歯で挟む、タオルを噛みながら寝るなどの癖を持つお子さんが7名程おり普段より多いと感じました。
いずれも歯並びや噛み合わせに不具合を生じる、良くない癖です。乳児の時は問題ありませんが、3歳過ぎたら、できるだけ早くさせないようにして欲しいです。
遅くとも小学校に入る前には無くして欲しいです。
昔から指に何かを塗る、防止用の指サックや手袋をつけるなど、様々な方法がありますが、一番大事なことは、決して叱ることなく、気長に優しく促すことだと思います。
私の息子も2歳ぐらいまで中指と薬指の2本を同時にしゃぶっていました。
ある時、妻が真似をして同じように指をしゃぶる姿を見せたら、驚いた顔をして、二度としなくなったそうです。
当時は、聞きわけが良い子どもだったようです。(笑)