• コロナウイルス対策8~換気について

コロナウイルス感染対策として

密閉、密集、密接の3密を避けましょう!」

とされております。

密閉空間をなくすために必要なことが換気です。

当院は、南側の道路に面して入口があり、診療室の東側には大きな窓、西側にも技工コーナーを介して窓があります。

また、北側のスタッフルームにも窓があります。

すなわち幸いにも東西南北の四方向に開口部があるということです。

東側・西側・北側の窓を常時開け、スタッフルームと診療室の間の扉を常時少し開けることで空気の流れをつくり密閉空間にならないよう努めております。

換気状態を示す数値として二酸化炭素濃度があります。1000ppm以下なら良好とされており、それを維持するために上の写真のように二酸化炭素測定器を設置し状況を適時確認し開口量を調節しております。

換気を優先するあまり暑すぎたり寒すぎるのは体調を悪くしてかえって治療に影響を及ぼすと考えております。

なお、東西北の窓は常時開けておりますが、南側入口の扉はあえて開けたままにはしておりません。

入口(南側)は大型車が多数通行する幹線道路に面しております。

健康に害を及ぼすのはコロナウイルスだけでなく、排気ガスや塵、埃の侵入も避けた方が良いと考えております。

実際、朝、扉や窓を拭くと清掃用具が真っ黒になります。また診療終了後、扉を開けたまま外回りの作業をして戻ると、空気清浄機のセンサーが感知し汚れていることを示す赤色に点灯します。

周囲の環境によっては入口の扉を開けたままにすることで良い換気状況になるかもしれませんが、当院の場合は、扉を開ければすぐに6畳程の待合室となります。

狭い待合室ですので扉を開けたままにせず、以前のブログでご説明したように天井設置型と床置き型の計2台の空気清浄機と換気扇を常時稼働した方が良いと考えております。

また、狭い空間ですので患者様が扉を開け閉めすることでも大きな空気の流れがおこり換気されると思います。

窓の開閉だけでなく、受付と診療室にはサーキュレーターを置き、

空気の流れを作るようにしております。

尚、待合室と診療室の間の扉は、スタッフが開け閉めし、患者様はドアノブに触れずに済むようにしております。

 

これから寒くなりますが、適切な室温を維持しながらの換気を行っていきたいと思います。